ある冬の日の夜

切れかかった電球が ゆらす
世界の始まりの景色
そのまたたきに意味を見出す
僕らは 可能性を秘めた新しい獣
夜はまだ続く 終わりなど知らない顔で
夜はまだゆれる 誰かの小さな瞳の中で

不安げなシリウスが言った どうせ
ひび割れた夢ならば
その時間の裂け目を目がけて
散ってしまおうじゃないか
不安定な朝のために もう一度
散々と輝いた屑籠のまま
その尻尾の軌道を辿って
去ってしまおうじゃないか

言葉の澱を体に纏って ゆこう
見様見真似の旅人だって
真っ白な音楽は鳴り止まない
鳴り止まない鼓動を頼りに
さすらう いろどる かたちを探る
今が別れのときならば
今が別れのときならば


そんなゆめを見た
歩きながらゆめを見た
冬の小さな電信柱の
きいろく澄んだ灯りの下で
降って湧いたはじめの数行から頭を使ってつらつらと考えてみました。が、頭を使っていないところばかりで良いような気がして。
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